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日本精神科病院協会 学術教育研修会に参加しました

2016年10月22日
すっかり秋めいてきた今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
地域連携室、相談員のTです。

平成28年9月29日から2日間、宮崎市の宮崎観光ホテルを会場に、日本精神科病院協会 学術教育研修会 PSW部門が開催され、私、参加させていただきました。
『地域のとびら≠開くPSW 〜鍵となれ〜』 をテーマに、会場には、北は北海道から南は沖縄まで、全国200名のPSWが集まりました。

研修は、精神科医療の将来展望に関する講演に始まり、障害福祉サービスにおけるPSWの役割に関する講演や、平成28年熊本地震におけるPSWの役割について、熊本県や宮崎県の3つの病院がシンポジストとして発表するシンポジウムなどがありました。


また、当事者講演として、松本ハウストークショーなどもあり、とても充実した2日間でした。
特に印象的だったのは、当事者であるハウス加賀谷さんのこれまでの病歴についての講演です。発症時の戸惑いや不安、初めて病院を受診した時の様子、家族も含めた周囲とのかかわり方や偏見、生活のしづらさなど、とても胸に響く内容の講演でした。


今回の研修でたくさんの刺激を受け、他県のPSWの活発な意見を聴きながら、自分も日々慢心することなく、少しでも皆さんの力になれるようなプロフェッショナルでありたいと思いました。
余談ですが、宮崎からの帰り道、もうじき産休に入る連携室のもう一人のTさんの安産を祈願するため、ちょっとだけ鵜戸神宮に寄り道させていただきました。

私たち連携室のスタッフは、毎日和やかな雰囲気でお仕事してます。いつでもお気軽に外来受付でお声かけくださいね。